ザ・たっち　母親が名付け「間違えた」?!双子ならではの意外なエピソード明かす

　双子の兄弟によるお笑いコンビ「ザ・たっち」のたくや（40）とかずや（40）が4日放送のNHKラジオ第1「タカアンドトシのお時間いただきます」（水曜後8・05）にゲスト出演し、名前の由来や駆け出しエピソードを明かした。 　2人が誕生した1982年はあだち充の代表作「タッチ」が連載中で、母親が同作に登場する双子の兄弟・上杉達也と和也から命名。しかし当時は「（既刊が）2、3巻だった」といい「最初は達也が不良っぽい役でよくないからと、ちょっと変えてたくやになったけど、僕らが生まれて1歳くらいの時に和也が死んじゃって達也が主人公になった」と苦笑い。「お母さん普通に間違えたんですよ。和也を変えるべきだった。死ぬんかいって」とツッコむとタカアンドトシのタカは爆笑しつつ「すごいね、2、3巻で（名前に）つけるの」と驚きの声を上げた。

　「2人で一緒の仕事がやりたい」と芸人を志しホリプロのお笑い養成所に入った当初は「双子ネタの作り方がわからないし、双子に一切触れなかった」と振り返り「銀行強盗役にしてマスクかぶせて最後までそのままというのもあった。顔が似ているから邪魔なんですよ」と意外なエピソードも紹介。おなじみのギャグ「ちょっと、ちょっとちょっと」はお笑い芸人のはなわが「このままだと（双子俳優の）マナカナ（三倉茉奈、佳奈）ちゃんに勝てない」と考えたネタだといい「はなわさんプロデュースなんです」と明かした。

　今後の目標として「キャラクターでハリウッドに出たい」という夢を持つ2人。しかし昨今の急激なCGの発展で「同じ人が双子の役とか（できてしまう）」といい「僕らの敵はCGなんですよ」と笑いを誘っていた。