「変な家」 間宮祥太朗&佐藤二朗がW主演 YouTubeから人気爆発の不動産ミステリー

2023年10月06日 05:00

芸能

「変な家」 間宮祥太朗&佐藤二朗がW主演 YouTubeから人気爆発の不動産ミステリー
「変な家」に出演する(左から)佐藤二朗、間宮祥太朗、川栄李奈(c)2024「変な家」製作委員会 Photo By 提供写真
 3月に映画化が告知されるや、ネット上でキャスティングの予想合戦まで繰り広げられていた不動産ミステリー「変な家」(監督石川淳一)に間宮祥太朗(30)と佐藤二朗(54)がダブル主演し、ヒロインを川栄李奈(28)が演じることが明らかになった。白いお面をかぶった謎の人物・雨穴(うけつ)氏が立ち上げた動画の総再生回数は1500万回を超え、単行本も70万部を突破する超人気作。来年3月15日の公開が決まった。
 2020年10月にYouTubeにアップされた1本の動画が瞬く間に拡散し、書籍、漫画と広がりをみせる「変な家」が新たにスクリーンでゾクッとさせる。オカルト専門の配信をする売れないユーチューバー・雨宮がマネジャーからある家の間取りについて相談を受け、妄想家の設計士・栗原とともに間取りに隠された真実に迫っていく展開だ。

 雨宮を演じる間宮は「佐藤さんとのバディは、とても奇妙でいて、どこかほほ笑ましい2人になったのではないかなと思います。なにより、いかなるシーンも取りつかれたように嬉々(きき)として撮影していた監督が一番奇妙で、変で、素敵でした。何かが変な映画“変な家”をお楽しみに」とコメント。栗原役の佐藤も「昔から妻は“間取り”が好きだった。2人で風呂なし四畳半に住んでいた頃から、妻は“いつか将来、こんな部屋に住めたらいいなあ”と歌うように言いながら、空想で考えた様々な間取りを、紙に熱心に書いていた。“間取りミステリー”という全く新しい切り口の本作。僕が演じる、空想の羽根をしなやかに広げる栗原は、あの頃の妻との合作のつもりで演じました」とメッセージを寄せた。

 謎めいたヒロイン・柚希を演じる川栄は「お話をいただく前から雨穴さんのYouTubeで変な家を観ていたので、この作品に参加できてとても嬉しいです!普段から怖い話や不気味な話が大好きなので、この謎が多い間取りはもちろん、ゾクッとするシーンがたくさんあり、毎回現場に行くのが楽しみでした。ちなみにホラー映画ではないので、おばけが苦手な方も観れます!笑。ぜひ劇場に足を運んでくれたら嬉しいです」と撮影を振り返りながらアピールした。

 「最初に映画化を聞いたときは“えっ!?”という驚きと、“ありがたい”という気持ちを抱きました」と明かす原作者の雨穴氏は「映画の撮影も見学させていただきましたが、間宮さんの演じる雨宮と佐藤さんの演じる栗原さんがキャラクターとして完成されているのを感じました。彼らが活躍していく物語が、どのように描かれるのかをとても楽しみにしています」と話し、公開が待ち遠しい様子。

 遠藤学プロデューサーは「以前からご一緒したかった脚本家・丑尾健太郎さんと物語のプランを立て、数々のヒット作を送り出し、“世にも奇妙な物語”で緊迫感ある演出が印象的だった石川淳一さんに監督をお願いし、魅力あふれるキャストの皆さんとともに映画“変な家”は始動しました。ありそうでない原作の“変な家”を映像化するため、各地でロケハンを敢行。立地や家の佇まい、周囲の建物も含め、物件探しにはなかなか苦労しましたが、最終的に理想的な物件にめぐり合え、映画版のリアル“変な家”を完成させることができました。これまで見たことがない、謎が謎を呼ぶ前代未聞のゾクッとミステリー。ぜひご期待ください!」と締めくくった。
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