カズレーザー　岸田首相“減税コメント”に「見据えている」としつつ「消費税はいじりたくないのでは」

　お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー（39）が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。自民党の若手議員らでつくる議員連盟から消費税減税を求める声が上がり、同党幹部も税収増を背景にした減税を口にする中、岸田文雄首相が経済対策で「思い切った対策をとりたい」と発言したことについてコメントした。 　岸田首相は9月25日、官邸で「物価高に苦しむ国民に、成長の成果である税収増を適切に還元する」と経済対策策定に向けた決意を記者団に語った。また、「税制や社会保障負担の軽減など、あらゆる手法を動員する」とも表明。減税の可能性にあえて触れた。

　カズレーザーは「すべての発言が選挙につながるので（選挙を）見据えているんだと思いますけど、経済的なメリット、デメリットを置いておくとしたら、国民の反応が1番いい減税というのは消費税減税だとは思うんですよ」と指摘。「田崎（史郎）さんは、（消費税減税は）法改正が必要で時間がかかるというんですけど、法案とか提案するだけでも十分にいいと思いますし、国会が始まっちゃったらこの法案を野党側が強く反対する理由は生みづらい」とした。

　そして、「もちろん減税額をどれくらい下げるのかという議論はあるとは思うんですけど、国民からしたらそんなこと議論するくらいだったらさっさと下げてくれっていうイメージがついちゃうので、あんまり強く反対できないと思うので法案は簡単に通せるとは思うんです」と言いつつ、「ただここで消費税を下げちゃうと今後、上げることを自民党は将来的に見据えているので、そこを先送りしてくさびを打つことになるので、やっぱり消費税はいじりたくないんだろうなとあるんでしょうね」と推察していた。