紅白司会 有吉弘行が初の大役「信じられない」 2年連続の橋本環奈、浜辺美波は初

2023年10月07日 05:07

芸能

紅白司会 有吉弘行が初の大役「信じられない」 2年連続の橋本環奈、浜辺美波は初
紅白司会を務める(左から)橋本環奈、有吉弘行、浜辺美波 Photo By 提供写真
 NHKは6日、大みそかの「第74回紅白歌合戦」の司会者を発表した。タレントの有吉弘行(49)、女優の橋本環奈(24)、浜辺美波(23)、同局の高瀬耕造アナウンサー(47)の4人で、有吉と浜辺は初の大役。橋本は昨年に続く起用となった。
 有吉は「一番、尊敬している内村光良さんが以前、紅白の司会をしていたのを見ていて、いつか内村さんのようになりたいと目標にしていたので、信じられないです」とコメントした。昨年、純烈の応援ゲストとしてダチョウ倶楽部とともに出演し、猿岩石時代の大ヒット曲「白い雲のように」を歌唱。同局は「2度目の紅白の舞台では、司会として、その巧みな話術と抜群のセンスを遺憾なく発揮していただきたい」と狙いを説明した。

 有吉は同局のバラエティー「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」でMCを担当。在京民放と合わせ6局全てでレギュラー冠番組を持つなど実力は申し分ないが、音楽番組での司会経験は少なく未知数。ただ今回、有吉への期待は大きい。これまで企画などでも盛り上げてきたジャニーズ事務所タレントが激減の方針。同局関係者は「例年以上に番組の進行能力が求められる中、有吉さんに白羽の矢が立った」と説明した。

 この日、番組のテーマが「ボーダレス―超えてつながる大みそか―」と同時に発表された。「ヒッチハイクでさまざまな国境を越えてきた有吉さんはぴったり。それに絡んだ企画もあるのでは」(同関係者)という。

 そんな有吉と番組を取り仕切るのが橋本と浜辺。昨年は嵐の櫻井翔(41)がスペシャルナビゲーターという立場だったが、今年は4人の役割に隔たりはない。浜辺は、今年前期に放送された同局連続テレビ小説「らんまん」でヒロインを務め“NHKの顔”として紅白の舞台にぴったり。「人と人とを結ぶ、象徴的なイベントに携わることができるこの機会に感謝し、誠実に向き合いたい」と意欲。橋本は来年秋から放送の朝ドラ「おむすび」に主演。女性は朝ドラコンビとなる。

 ≪大阪・高瀬アナも≫NHKからは高瀬アナが選ばれた。現在は大阪放送局に在籍。紅白司会に大阪のアナが抜てきされるのは極めて異例のこととなった。東京アナウンス室時代には「ニュース7」や「おはよう日本」のメインキャスターを担当。現在は2日にスタートしたばかりの連続テレビ小説「ブギウギ」で語りを務めている。

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