上戸彩 性同一性障害の生徒を演じた金八先生は「宝物。スタートライン」も「辞めることばかり考えてた」

2023年10月08日 14:31

芸能

上戸彩 性同一性障害の生徒を演じた金八先生は「宝物。スタートライン」も「辞めることばかり考えてた」
女優の上戸彩 Photo By スポニチ
 女優の上戸彩(38)が、8日放送のTOKYO FM「木村拓哉 FLOW supported by Spotify」(日曜前11・30)に出演。出世作であるドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)を振り返った。
 上戸は1999年にドラマ「涙をふいて」で女優デビュー。2年後の2001年、「3年B組金八先生」で性同一性障害の生徒という難しい役を演じ、一気にブレイクした。

 当時を振り返り「プロデューサーに“性同一性障害”て表紙に書かれた小説を渡されて、“今日からこれを勉強してください”ってTBSの下のカフェで言われて、活字苦手なんですけど必死に読んで…。手術とかも細かく書かれていて、遺伝子がどう、染色体がどうと、よく分からないページから必死でしたね」と性同一性障害について勉強する毎日だったと回想した。

 このドラマでは木村の後輩である増田貴久や加藤シゲアキ、また、中尾明慶とも共演。木村が「金八先生はどんな作品になってますか?」と尋ねた。

 上戸は「今でもやっぱり宝物ですね。(脚本家の)小山内(美江子)さんも今でも文通させていただいたりとか、自分の中ではスタートラインですよね」としみじみ。「というか、上戸彩という名前を世間の皆様に知っていただいた作品がこれだった」と懐かしんだ。

 その上で「この当時はまだ芝居の面白さも分からないし、芝居って何なんだろうって。常に(芸能界を)辞めることばかり当時は考えていました。この作品終わったら辞めるって、この時いつも思ってました。打ち上げで“私は辞めます”って言っていいですか?とか」と若かりし自分に思いを巡らせた。
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