安住紳一郎アナ「守れそうにないルールをあえてここで作る必要があるかどうか」埼玉県の虐待禁止条例改正へ

2023年10月09日 07:33

芸能

安住紳一郎アナ「守れそうにないルールをあえてここで作る必要があるかどうか」埼玉県の虐待禁止条例改正へ
TBSの安住紳一郎アナウンサー Photo By スポニチ
 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が9日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。小学生以下の子どもを自宅や車内などに放置することを禁じる埼玉県虐待禁止条例改正案について言及した。
 自民党県議団が提出した条例改正案は、罰則はないが、「児童を住居、その他の場所に残したまま外出すること、その他の放置をしてはならない」とあり、小学校1~3年生の子どもだけでの登下校、子どもだけで公園で遊ぶこと、子どもだけでおつかいに出かけることも違反となる。条例案は、違反を見つけたら通報する義務も課している。

 さいたま市PTA協議会(市P協)が6日、県議会本会議で可決しないよう求める署名活動を開始。反対の意見書をホームページで公表し、「ほとんどの保護者が条例違反に当てはまってしまう」としている。条例改正案は13日の本会議で採決が行われる予定で、自民党県議団が過半数を持っていることから成立する見通し。

 番組では、さいたま市民の声なども取材して伝えた。安住アナは「皆さんの声を聞きますと、さいたま市に住んでいる人の感覚では、ほとんどの保護者が現状、条例違反に当てはまるというようです」と言い、「罰則はないという条例ですが、守れそうにないルールをあえてここで作る必要があるかどうか、というところに注目が集まっています。埼玉県議会採択は今週金曜日、自民党県議団が単独過半数を持っていることから可決される見通しです」と話した。
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