橋下徹氏 ジャニ“NGリスト”会見に「コンサル会社、弁護士、顧問の法律事務所は戦略を間違えた」
2023年10月09日 09:17
芸能
一方、会見をめぐっては特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」の存在が判明。リストには、6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、挙手し続けながら指名されなかった東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の追及で知られるジャーナリスト鈴木エイト氏らの名前があった。同事務所はリストへの関与を否定。会見を運営した「FTIコンサルティング」は、リストの作成を認めて謝罪し、事務所の関与や承認はなかったとした。
また、「NGリスト」のほかに“指名候補リスト”があり、そのリストに載っていたTBSの藤森祥平アナウンサー、芸能リポーターの駒井千佳子氏が実際に指名されていた。
橋下氏は「僕は、補償会社と新しい会社に分けて、しっかり被害者救済と今のタレントに活躍の場を与えるっていうこの方針自体は賛成だったんですが、今回の会見は本当にお粗末でしたね」と指摘。「コンサル会社も、立ち合ってる弁護士も、それから顧問の法律事務所も戦略を間違ったと思います」と言い、「芸能事務所の会見の仕方を踏襲したと思うんですけれども、イメージをよくしようという戦略、それが凄い伝わってきますね。こういう不祥事を起こした場合の会見というものは、いかに質問にきちんと答えるかってことを大目標にしなきゃいけません」と自身の考えを述べた。