【来週の“男女逆転”大奥2】第13話 見上げる睨み…定信・安達祐実“怪演”ネット絶賛→意次に監督責任

2023年10月10日 22:45

芸能

【来週の“男女逆転”大奥2】第13話 見上げる睨み…定信・安達祐実“怪演”ネット絶賛→意次に監督責任
ドラマ10「大奥 Season2」第13話。平賀源内(鈴木杏・奥)(C)NHK Photo By 提供写真
 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は17日、「医療編」第13話(Season1から通算)が放送される。
 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける森下佳子氏が、今年1~3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 第13話は、本草学者・平賀源内(鈴木杏)は赤面疱瘡の治療法を「人痘接種」と命名。蘭方医・青沼(村雨辰剛)たちは大奥内で接種を望む者を募る。実績を増やし、徐々に評判を広めようと試みるが、得体の知れない治療への理解は思うように得られない。青沼への反発も膨らむ一方だった。そして、老中・田沼意次(松下奈緒)も源内や青沼を引き入れた責任を擦り付けられ、懸命に歩んできた者たちを理不尽な暴力が襲う…という展開。

 「医療編」第12話(10月10日)、次期将軍の座を狙う野心家・田安定信(安達祐実)が白河松平家(陸奥・白河藩)へ養子に出されることに。定信は8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)の次女・宗武の子、吉宗の孫にあたる。定信は激怒。意次が仕組んだと恨みの矛先を向けた。しかし、同じく吉宗の孫(吉宗の三女・宗尹の子)にして、御三卿・一橋家当主の一橋治済(仲間由紀恵)が暗躍していた。

 定信は「外道の田沼が外道(青沼)を引っ張り込んだということか」。青沼による蘭学講義の中止を、意次に命じた。源内から“反論”を食らうと、激昂。刀に手をかけた。

 そこへ治済が現れ、皆も田沼のやりたい放題に腹を据えかねている、源内は女子(おなご)だと定信に吹聴。定信の怒りは増幅した。

 安達祐実が動、仲間由紀恵が静の“怪演”を披露した。

 SNS上には「安達祐実さんの血管演技が凄い」「安達祐実に外道って言われたい。惚れ惚れする定信」「通常、見下すように睨むと怖いはずだけど、あの小柄な身長を活かして下から(松下奈緒を)見上げるように睨んでくる。大変怖い」などの声が上がった。
【楽天】オススメアイテム