結城東輝弁護士 フジモンの当て逃げ事故に「報告していて、物損であれば民事責任だけでよかったところが」

2023年10月12日 12:06

芸能

結城東輝弁護士 フジモンの当て逃げ事故に「報告していて、物損であれば民事責任だけでよかったところが」
テレビ朝日 Photo By スポニチ
  NPO法人Mielkaの代表を務める結城東輝弁護士が12日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(52)が乗用車を運転中に当て逃げ事故を起こしたことが判明し、芸能活動を自粛することに言及した。
 所属する吉本興業が11日、藤本が接触物損事故を起こしたことを公式サイトで発表。藤本は当面の間、芸能活動を自粛する。

 同サイトによると、4日正午頃、東京都渋谷区交差点で、藤本が運転する車両と被害者の車両が接触、物損事故を起こしたという。

 関係者によると、接触された乗用車の運転手が警視庁に通報し、事故が発覚した。運転手にケガはなかったという。警視庁は道路交通法違反(報告義務違反)容疑で藤本から事情を聴いている。

 司会の羽鳥慎一アナが「しっかり警察に報告した場合と、当て逃げとなった場合の罪の違いは?」と聞くと、結城氏は「ちゃんと報告していて、物損であれば民事責任だけでよかったところが、逃げてしまったという事実があるだけで刑事責任、行政責任まで問われてしまう。場合によっては刑事責任において懲役と罰金などの刑事罰を受けてしまうということにもなる」と説明。

 「必ず物損事故であっても報告しないといけない。なぜそのような道路交通法になっているかというと、人にけががなかったということがもちろん重要なんですが、逃げてしまうと、それすら分からない。場合によっては救護義務が発生したかも知れないことも、逃げてしまうと全くケアできない」とし、「こういった物損事故でもあっても逃げてしまうと刑事責任、行政責任が問われるということはぜひ覚えておいていただきたい」と話した。

 吉本興業公式サイトに掲載された藤本のコメントは以下の通り。

 「この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです。被害者の方には、ご多忙の中で直接謝罪させていただく機会を設けていただきました。この度のことで自分が情けなく思うとともに、このような被害に遭われたにもかかわらず、逆にお気遣い、励ましのお言葉をいただいた被害者の方には、言葉では言い尽くせない思いでいっぱいでございます。今後は誠意をもって被害弁償させていただくことはもちろんのこと、自身のあり方を見直すべく、タレント活動に関しては暫く控えさせていただくことにしました。関係先の皆様にも多大なるご迷惑をおかけすることになり大変申し訳ございませんが、被害者の方への謝罪、そして自身の反省の時間をいただければ幸いに存じます」
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