野々村友紀子氏　20年以上の付き合い、フジモン“当て逃げ”事故は「凄く不思議」「しっかりしてよって」

　放送作家の野々村友紀子氏（49）が12日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演。お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史（52）が乗用車を運転中に当て逃げ事故を起こしたことが判明し、芸能活動を自粛することに言及した。 　所属する吉本興業が11日、藤本が接触物損事故を起こしたことを公式サイトで発表。藤本は当面の間、芸能活動を自粛する。同サイトによると、4日正午頃、東京都渋谷区交差点で、藤本が運転する車両と被害者の車両が接触、物損事故を起こしたという。藤本も「「この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです」などと謝罪のコメントを出している。

　関係者によると、接触された乗用車の運転手が警視庁に通報し、事故が発覚した。運転手にケガはなかったという。警視庁は道路交通法違反（報告義務違反）容疑で藤本から事情を聴いている。

　野々村氏は藤本について「20年以上先輩として、私が芸人だった時から作家になった後もいろいろとお世話になっています」と関係を明かしたうえで「何で逃げたんやろう？って凄く不思議」と理解できない様子。「性格的にもいろいろな人のケースを見てきて、絶対に逃げたら大変なことになるっていうのに、人一倍たぶん敏感な性格だと思う。どうなるかっていうことの怖さとか、よく分かっているはずなのに、何で逃げたんやろって。“何で逃げるんや、アホやな”っていうほうの性格だと思っているので、凄く不思議だなって思います」と首をひねった。

　さらに「（事故は）誰にでも起こりうること。私だって運転よくしますし、気を付けないといけないけど、事故は起こしてしまったらそのあとの行動が大事だと思う。今回はお相手にケガが幸いなかったということで、本当に良かった。もしあった場合、どうしてたんやろ？とか、そんなのも考えると、藤本さん、しっかりしてよ、っていうのが第一ですね」と話した。

　そのうえで「せっかくテレビ業界では評価は高い。芸人からもタレントさんからも絶対にいてくれたら頼りになる存在。だから、本当にしっかり反省してもらって、もし世間が許されるんだったら戻ってきてほしいなって思います。まだ言えることではないと思いますけど、私個人としては思います」とエールを送った。