鈴木おさむ氏「SMAP」解散で消沈していたが…ある男性グループとの出会いで“延命”「凄く感謝してる」

2023年10月13日 17:05

芸能

鈴木おさむ氏「SMAP」解散で消沈していたが…ある男性グループとの出会いで“延命”「凄く感謝してる」
放送作家の鈴木おさむ氏 Photo By スポニチ
 来年3月31日をもって放送作家、脚本家としての仕事を廃業すると発表した放送作家の鈴木おさむ氏(51)が13日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)に出演。フジテレビ「SMAP×SMAP」を担当していた当時の思いを明かした。
 鈴木氏は12日、SNSを通じ「来年2024年3月31日で32年やってきた放送作家業を辞めることにしました。脚本業も辞めます」と来年3月末での放送作家、脚本家としての仕事を廃業すると報告していた。この日、ラジオで廃業を生報告し「SMAPが解散してから…巨大な船の乗組員として、凄い緊張感の中でやっていたときに、彼らがいなくなって、自分のスイッチが120%入らなくなった」と、「SMAP」の解散が大きな影響を及ぼしていると打ち明けた。

 その中で、1996年から2016年にかけて放送されたフジテレビの人気バラエティー番組「SMAP×SMAP」を担当していた当時の思いを回顧。「20年やってきた番組が終わって…僕はSMAPをやっているときには、キスマイの番組はやっていましたけど、基本SMAPとキスマイ以外のメンズのグループというものに対して、お仕事を控えていたんですね。なんかこう…被るところが出てきたりとか」と、男性グループとの仕事を控えていたことを告白。そんな中、SMAPが解散したこともあり「辞めて肩の荷が下りたのと喪失感があって、辞めちゃおうかなと思っていた」と本音を明かした。

 そんな中、「LDHの方から声をかけていただいて」と、GENERATIONS from EXILE TRIBEによるバラエティー番組「GENERATIONS高校TV」の話が上がったと回顧。「SMAPみたいにバラエティーもできる人にしてほしいって言われて。飲み会から始まったんですよね。そこで、自分より全然年下の人たちが、話したときに、お酒の飲み方から何から凄く面白くて。で、もう一回やってみようって思って」と振り返った。

 「その時、SMAPが辞めて正直いろいろと思うところがあったので、もう一回グループと仕事をするのは大変だしと思っていたんですけど…」と本音を漏らした上で「もう一回、LDHと仕事してみようと思ったんです」と吐露。それが現在まで続けるきっかけとなったといい、「宝ですよ。もう一個、僕の入りにくくなっていたスイッチを…延命と言ったらあれですけど、確実に、無理くりジェネレーションズの人が押してくれて、120%にしてくれた。あれがなかったら、僕はもう100%も出てなかったです。凄く感謝してます」と、感謝を口にした。

 鈴木氏は1972年生まれ、千葉県出身。フジテレビ「夢で逢えたら」を見て放送作家を志し、19歳で放送作家としての仕事をスタート。「SMAP×SMAP」(フジテレビ)をはじめ、「サタ☆スマ」「おじゃMAP!!」(フジテレビ)「『ぷっ』すま」「SmaSTATION!!」(テレビ朝日)など、多くのSMAP関連番組に関わっていたことでも知られている。現在も、元SMAPのメンバーが出演する「ワルイコあつまれ」(NHK Eテレ)、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS)、「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日)などを手掛けている。SMAPをはじめ、キャイ~ンやココリコなど多くの芸能人のブレーンも務めたほか、脚本家としてもドラマ「人にやさしく」など多くの作品を手掛けた。
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