高野洸　ソロ歌手デビュー5周年記念ツアー初日　アンコールではお知らせ忘れ天然っぷりも「音楽に浸って」

　歌手で俳優の高野洸（26）が13日、東京・Zepp　Hanedaでソロ歌手デビュー5周年記念ツアー「高野洸　5th　Anniversary　Live　Tour『mile』～1st　mile～」の初日を迎えた。自らライブ演出を手掛け、世界観のあるステージで集まった1200人のファンを魅了。「僕も楽しむので、皆さんもぜひ音楽に浸って、ノってほしい」と熱く呼び掛けた。 　ムーディーなライト演出がステージを照らす中、高野がしなやかなダンスステップで登場。「盛り上がって行きましょう！」とあおると、客席から黄色い歓声が飛んだ。ライブではピアノの弾き語りを初披露。自粛期間中に「やれることを増やしたいし、いつか作曲にも挑戦したい」と思いピアノの練習を開始。「ピアノと歌だけで皆さんに届けられる曲だと思った」といい、人気曲「モノクロページ」を歌い上げた。

　2009年にDream5としてデビュー。16年にソロとしての活動を本格化し、さまざまな作品に出演。今年は舞台「キングダム」で主演を務めたほか、テレビ東京ドラマ「推しが上司になりまして」でレギュラーキャストとして出演が決定。活動の幅を広げている。

　アンコールでは来年7、8日に東京ドームシティホールでの追加公演の開催を発表。さらに、CDデビュー記念日の来年1月30日に発売する8枚目シングルのタイトルが「ex―Doll（エクスドール）」になることを伝えた。本来ラストの曲前で話す予定だったが、「1個言い忘れてました！」と歌唱後に発表。照れ笑いを浮かべながら、ステージを後にした。