鈴木亮平 「TOKYO MER」でこだわり抜いたせりふ回し「医療というのもありますけど」

2023年10月13日 22:56

芸能

鈴木亮平 「TOKYO MER」でこだわり抜いたせりふ回し「医療というのもありますけど」
鈴木亮平 Photo By スポニチ
 俳優の鈴木亮平(40)が、13日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(後8・54)にゲスト出演し、主演を務めた同局系連続ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の裏話を披露した。
 最新の医療機器を備えた緊急車両“ERカー”を舞台に、重大事故や災害現場で活動する救命医療のプロフェッショナルたちの活躍を描いた。鈴木は銃乱射事件で両親を目の前で亡くし、救命医療の道を志した救命医の喜多見幸太を演じた。

 手術室を兼ね備えたERカーの中で、鈴木はクルーに的確な指示を出していく。医療の難しい専門用語も早口で言ってのけ、共演した賀来賢人は「早口で薬剤のせりふ、手術の内容のせりふを言わなきゃいけない。ちゃんと意味も理解して彼はやっている」と舌を巻いた。

 せりふ回しは、鈴木がこだわった部分だったという。「テンポも、今の人たちはYouTubeとかTikTokに慣れているお客さんなので、ちょっとテンポ上げようかなとか」。MCの中居正広が「親戚の若い子とかに聞くと、ドラマを1・5(倍速)で見るって」と明かすと、鈴木は「『TOKYO MER』はテンポが命だから、これを早回しで見ると逆に楽しめないものにしようと。医療(ドラマだ)というのもありますけど」と説明した。

 手のアップがある手術シーンも、吹き替えを使わずにすべて鈴木自身が臨んだ。「しゃべっている時の手の動きが、お医者さんが見た時に“せりふと合ってないじゃないか”、“今言っていることとやっていることが違うよ”って言われたくないじゃないですか」。説得力を持たせるため、細部にまでこだわり抜いたことを明かした。
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