「どうする家康」“最恐秀吉”怪演も…ムロツヨシは人たらし!爆笑リモート取材 記者のハートわしづかみ
2023年10月15日 20:45
芸能
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。
リモートで行われた合同インタビューには、約10媒体が参加。冒頭。NHK広報から「質問の時はカメラとマイクをオンに」とアナウンスされると、ムロは開口一番、「よろしくお願いいたします、ムロツヨシです。質問されない方も、可能なら顔を出していただいて。僕がしゃべっている間に、つまらなそうにしている方を確認しておきたいので。楽しそうに聞ける方は是非オンに、つまらなそうに見える自覚のある方は是非オフにしていただいて。僕は、つまらなそうにしている方に寄っていくという習性がありますので(笑)。オンライン会議が苦手なもので」とあいさつ。笑いを誘い、一気に場が和んだ。
当方Sは事情により、別のNHK広報Tさんのパソコンから入室。画面上にはTさんの名前が表示されているため、質問の際に「Tさんのパソコンから参加しているSと申します」と名乗ると、ムロから「Sさんは、ご自分のパソコンを支給されていないということでよろしいですか?私は、Tさんにはごあいさつしなくて大丈夫ですか?」と質問。 またも笑いが巻き起こった。当方が「支給されていないんです」と乗っかってみると「是非、支給されるように、私の方からもお願いしておきます」と返してくれた。
その後も、取材者とのコミュニケーションを深めながら、質問に対しては撮影エピソードも交えた的確な回答。当方が2回目の質問をした際も「まだパソコン、支給されませんか。やはり、この短時間じゃ。思いが届かなかったです。力足らずで、悔しいな」。笑いも満載の40分。コロナ禍以降、多くのリモート取材に臨んだが、過去最高を争う面白さ。ハートをわしづかみにされた。
今回は敵役に徹したムロだが、人たらしの才は秀吉評そのもの。「私は死ぬ時に、生まれ変わっても、もう一度、自分になりたいと思える人生を歩みたいと思っている人間なので。そういう意味でも、最期まで演じさせていただいた秀吉は、もう一度やってみたいですね。今回とは違う秀吉像になるかもしれませんけど」と再度、演じることに意欲。ムロ秀吉が主人公の作品も待ち遠しい。
=インタビューおわり(1)は「“最恐秀吉”怪演の舞台裏」(2)は「“嫌われ秀吉”に自虐と謝罪&尾張ことばに苦心」(3)は「茶々に看取られるラストシーンの舞台裏」(4)は「松本潤の魅力&三英傑の関係性」=