テレビ東京「秋山ロケの地図」 地元住民と作る「情報薄め、笑いは多め」の地図

2023年10月16日 07:00

芸能

テレビ東京「秋山ロケの地図」 地元住民と作る「情報薄め、笑いは多め」の地図
番組では秋山竜次(左)が興味を持った地元住民の元を訪ねる(C)テレビ東京 Photo By 提供写真
 10月からスタートしたテレビ東京の新番組「秋山ロケの地図」(火曜後11・06)が話題を集めている。ロバート秋山竜次(45)が地元の人が地図に書き込んだ情報だけを頼りに、ロケを進めるという異色の番組だ。
 誕生のきっかけは昨年放送された「街角ホワイトボード先生」。街中にホワイトボードを設置し、街の人に自由に授業をしてもらうという企画だった。株木亘プロデューサーは「この番組で街の人は自分の伝えたいことがあるということに気づいて、地元に根ざした人に募ったら、僕らが探せないような面白い情報が出ると思いました」と語る。

 コンセプトは地元住民と双方向で作り上げるお笑い番組。「情報は薄め、笑いは多め。こちらの方から“こんなおいしい物、素敵なお店ありますよ”と伝えるつもりは全くありません」と株木氏。あくまでも街に住む人の人生や表情にフォーカスしていく。「取材をしている方の人生が透けて見えるような取材の仕方、(テロップなどの)情報の出し方でも人の歴史を伝えたいというのは、裏で思っています」とこだわりを見せる。多彩な住民たちと秋山が番組を作り上げていく。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム