布袋寅泰　ロンドン移住を前に「気持ちが変わったら帰ってこいよ」と声をかけられた大物ロック歌手は…

　ギタリストの布袋寅泰（61）が、15日放送のTBS「日曜日の初耳学」（後9・00）に出演。ロンドン移住にあたり、大物ロックスターからかけられた言葉を紹介した。 　布袋は50歳の時にロンドン移住を決断。「何か、自分自身の中で創作意欲って言っちゃなんだけど、自分が自分という壁を越えられずにいるっていうか、前に進めない苦しみを味わってる時でもあった」と移住理由を語り「ずっと昔、いつかは海外でやってみたい。ギターを手にした時からの夢でもあった」とした。

　ロンドンでは生活に苦悩もザ・ローリングストーンズと共演を果たすなど世界的にもギタリストとして認知度を得た。

　現地での生活も10年が過ぎ、聞き手の林修氏が「日本戻ってこようとは？」と質問。布袋は「分からないですけどね」と肯定も否定もしなかった。

　続けて「それこそ、イギリス行きを決めた時にたまたま近所の公園を散歩してたら、矢沢（永吉）さんにお会いして」と回想。矢沢から「外国で暮らすんだって？ニュースで見たよ。いいじゃない。飽きたり、困ったり、気持ちが変わったら帰ってこいよ。自分であんまり決めない方がいいよ」と声をかけられたという。

　布袋は「どっちかって言うと、自分は“海外に行く”って言ったら、帰ってきちゃマズいみたいなところがあったりするんだけど、矢沢さんの一言って矢沢さんの経験があっておっしゃってくれたから嬉しかったな」と気持ちが軽くなったと感謝していた。