堂本光一　性加害問題巡る報道に本音「僕はあえて“彼”という言い方をしている。なぜかと言うと…」

　KinKi　Kidsの堂本光一（44）が、16日深夜に文化放送「レコメン！」内で放送された「KinKiKids　どんなもんヤ！」（水曜深夜0・05）に出演。故ジャニー喜多川元ジャニーズ事務所社長による性加害問題を巡る報道について、自身の見解を述べた。 　堂本は今月8日、主演する新作ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」の公開稽古を東京・帝国劇場で行う際、稽古前に1人で会見を行い、ジャニー氏の性加害問題について言及。会員制サイトなどでメッセージを伝えていたが、初めて肉声で語っていた。

　この会見について、堂本は「（舞台には）子役たちがたくさんいるので、質問内容によっては、子供たちの前でその質問は…厳しいかな、ということもあるのかなと思って、別で会見をさせていただいた」と、個別で会見に応じた意図を説明。その様子が報じられたことに関し、「疑問に思うことがある」と語り始めた。

　堂本の会見の様子は、テレビや新聞など多くのメディアで報じられた。その中で、堂本は「ジャニーズ」とテロップが表示されることに疑問を感じたという。

　「彼の名前を…僕があえて“彼”という言い方をしているのはなぜかというと、被害者の方にとってその名称自体がフラッシュバッグだったりするというお話もあるので」と配慮していると吐露。その上で「テレビを見ると、わざわざ字幕で名前を出したりだとか…何か矛盾してんなって。そうしないと伝わらないというのはあると思いますが」とつぶやき、「自分は配慮しているつもりでも、そうじゃない感じになったりとか…疑問に思う部分があったりします」と本音を漏らした。