星野源「歌詞がどの曲も素晴らしい」と絶賛のミュージシャン明かす　「不安」な時サポートしてくれた恩人

　歌手の星野源（42）が17日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」（火曜深夜1・00）に出演し、普段聴いている音楽について語った。 　番組冒頭、星野は「歩きながら聴く曲は主に90年代の曲が多い」と明かし、「洋楽も邦楽も曲の中にエネルギーが詰まってる感じがする」と話す場面があった。

　またその中でも「とにかく高野寛さんの曲を聴いてる」と音楽プロデューサーでミュージシャンの高野寛の名を挙げた。

　「僕がくも悪化出血で倒れてその後に1年くらい休養して、2回目の手術が終わって、延期してた初めての武道館公演が自分だけの力だけでは不安な部分があった」といい、その公演に「バンドマスターとコーラス、ギターとして参加してもらったのが高野寛さんだった」とサポートを受けたことを振り返った。

　続けて高野の「ベステン　ダンク」という曲を紹介し「僕が小さい頃を思ってた高野寛さんのイメージって、爽やかな人で、爽やかな曲を歌うみたいなイメージがあった」と回顧。しかし「今聞くと、その爽やかな部分ももちろんあるんだけど、その中に作家性みたいなのがめちゃくちゃ色濃くあって。歌詞が本当にどの曲も素晴らしくて、すごく大好きなんです」と絶賛した。

　星野はくも膜下出血で2度の手術を経験している。12年12月に発症し、活動休止。翌年2月に仕事復帰したが、同年6月の定期検査で「手術箇所が万全ではない状態」と診断され、再び活動休止となった。同年9月に、再手術が成功し退院した。