森川ジョージ氏 原画担当者のイラスト色紙配布に怒り “悪意ない”の声に「これを認めてしまうと…」

2023年10月19日 12:11

芸能

森川ジョージ氏 原画担当者のイラスト色紙配布に怒り “悪意ない”の声に「これを認めてしまうと…」
森川ジョージ氏 Photo By スポニチ
 「はじめの一歩」の漫画家の森川ジョージ氏(57)が、19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。関係者がイラスト色紙を配っていることに怒りをあらわにした。
 森川氏は「海外のファンの方から一歩のコレクション自慢の投稿が届きました。とてもありがたく見ていましたが中央に鎮座するカラー色紙が自分の描いたものではない」と投稿。「自身の名前がサインとして入っているので誰が描いたかは特定できます」といい「有償で渡した可能性もあり大変憤慨しています。偽サイン等がオークションで出回っている昨今、それらの犯行を増長させることにも繋がりかねません」とつづった。

 なお、当該のサインを書いた人物について「イラストは自分のアニメの原画担当もしてくれた人なので確かにクオリティは高い」というが「しかし2010年代のものなので今に至るまで一歩以外を含めて複数やっている可能性がある。もうやめた方がいいよ」と呼びかけた。

 森川氏は「海外で適用されるものかはわかりませんが、こう言いたい。アンタも日本の絵描きならルールは守れよ」と厳しく指摘。これに“森川氏の名を騙っていないのであれば悪意はないのでは”との声が上がると「おそらく無邪気にやっていると思われます。しかし悪意ある無し関わらず、著作権者がこれを認めてしまうと他の全てを容認することにつながりかねません」と訴えた。

 この投稿が賛否両論となると「『とても攻撃性が高く、アニメ業界を攻撃する言葉に受け取れてしまいました』と、とあるアニメ関係者の方からご指摘がありました。違います」とコメント。「関係者の方々を萎縮させてしまったとしたら申し訳ない。自分はアニメ大好きで制作スタッフの技術を尊敬しています」とした上で「★自分の発言は個人に向けたものでお前がやるな ★そして偽色紙犯罪がオークション等で横行していることへの警鐘 この二点です」と説明し「出版社、著作権者との関係が良好で、そうでなくても事前に許諾申請し承認されていたならなんの問題もないと思います」と記した。

 投稿には「アニメーターが自分の担当作品の絵を色紙に描いて自分の名前を入れたってことなら許してあげてほしい」「作画の方がきちんとご自分のサインを書いているのならそれはそれで…という気はする」「何にしても事前に作者に許可を取ってやるべき」「今回は著作権者がダメって言ってるからダメ」と賛否両論の声が寄せられている。
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