加藤シゲアキ 直木賞ノミネートの裏話披露 落選時は「落ち込むより暴れました」
2023年10月19日 12:53
芸能
2012年に作家デビューしアイドルとの〝2足のわらじ〟生活を送る加藤。20年に刊行した長編小説「オルタネート」が164回直木賞にノミネートされた際の裏話を語った。
直木賞に落選した時、意外にも落ち込まなかったという加藤。羽田氏に「ちょっとかっこつけてる?」とツッコまれながらも、加藤は「本当に取れると思っていないというか、文学賞にご縁がなくていきなり候補だったので。普通に考えたら無理だろう、みたいな。そもそも直木賞ってあまり一発で取れない」と強調。
しかし落選を告げる電話のテンションが高く「“加藤シゲアキさんですか?!”って来て、そのテンションに“あれ?ちょっとあるな”」と期待したといい、「“まことに残念ながら!”って、そっちかいって。その時ちょっと悔しかった。一瞬舞い上がっちゃった」と苦笑い。選考過程が説明された受賞者発表後の選考委員の会見で加藤の作品は「もう一作待つ」と言及されたといい、「“待つじゃねえよ”って、落ち込むより暴れました」と明かした。
さらに“2足のわらじ”生活を送る中で、ライブ中にネタのアイデアが浮かぶこともあるといい「ライブのMCとかでしゃべってて、あれ、このシーンけっこう面白いなと。ぼーっとして話がうまくいかないとかあります」と暴露した。