財津一郎さん死去 初主演映画で“孫”の鈴木亮平が追悼「生意気だった26歳の自分を温かく包みこみ」

2023年10月19日 16:03

芸能

財津一郎さん死去 初主演映画で“孫”の鈴木亮平が追悼「生意気だった26歳の自分を温かく包みこみ」
鈴木亮平 Photo By スポニチ
 テレビドラマ「てなもんや三度笠」や「3年B組金八先生」などで個性豊かな演技を披露した俳優の財津一郎(ざいつ・いちろう、本名・財津永栄=ざいつ・ながひで)さんが14日、死去した。89歳。熊本県出身。「キビシ~イ!」「~してチョウダイ」などのセリフ回しも人気で、中古ピアノ買い取り専門店のCMは20年以上もお茶の間に流れ続けた。
 この訃報に、俳優の鈴木亮平は「財津一郎さんは、生意気だった26歳の自分を温かく包みこみ、同じ目線に立って一緒に歩いてくれました。そういう人間でありたいと、自分も思うようになりました。財津さんの歩んできた道のりは、きっと新しい世代に引き継がれていきます。心からご冥福をお祈りいたします」との談話を発表して、哀悼の意を表した。

 鈴木亮平は、2010年公開された初主演の映画「ふたたび swing me agein」で、財津一郎さんと祖父、孫の役で共演していた。また、現在、TBS日曜劇場「下剋上球児」に出演中で、同作には財津さんの孫でもある俳優・財津優太郎(24)も出演している。

 財津さんは、2011年3月に放送された「3年B組金八先生ファイナル」に出演したのを最後に、実質的に芸能活動を休止。19年には元朝日放送の澤田隆治プロデューサーが「てなもんや三度笠」特別記念番組への出演を依頼したが、体調不良などを理由に辞退していた。

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