有働由美子アナ　谷村新司さん訃報に悲痛　NHK紅白でのハプニング振り返り「会う度笑い話にしていた」

　フリーアナウンサー有働由美子（54）が20日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」（金曜後3・30）に生出演し、今月8日に亡くなった谷村新司さん（享年74）との思い出を語った。 　番組内で有働アナは「本当にびっくりした。すごく寂しい気持ち」と谷村さんの訃報に触れ、「谷村さんは目の前の方を楽しませるのが大好きな方だったので谷村さんとの良き思い出をお伝えしたい」と切り出した。

　その中で有働アナは2001年の第52回NHK紅白歌合戦で司会を務めた時を振り返り「初めての紅白だったんですけど早着替えがあって。最初赤い着物で出るんですけど、そこからドレスに」といい、着替えはNHKホールの袖の一角で行われたという。

　この時谷村さんは「陽はまた昇る」で白組14回目の出場をしていた。

　有働アナは立っているままででメイクやスタイリストが衣装をチェンジしてくれたと話し「全部が脱がされたところで谷村さんが『有働ちゃん、頑張って』ってあの笑顔で。全裸を見ても特に驚くわけでもなく『頑張って』って去って行かれた」と告白。

　有働アナは「こちらも早く着替えなきゃっていう気持ちと、見られたっていう色んな思いがありました」と笑いながら回顧した。そのうえで「そんな話を会う度に笑い話にしていて、人生を豊かにしてくださった方なので惜しくて惜しくてたまりません」と故人をしのんだ。