キングオブコント ファイナル進出は初出場のサルゴリラ、カゲヤマ ニッポンの社長は4度目の正直狙う

2023年10月21日 20:59

芸能

キングオブコント ファイナル進出は初出場のサルゴリラ、カゲヤマ ニッポンの社長は4度目の正直狙う
ニッポンの社長の辻(左)とケツ Photo By スポニチ
 コント芸日本一を決める「キングオブコント2023」が21日、TBS系で生放送され、サルゴリラ、カゲヤマ、ニッポンの社長が優勝を懸けたファイナルステージに進出した。
 今年の決勝大会には、蛙亭(2年ぶり2度目)ラブレターズ(7年ぶり4度目)ジグザグジギー(7年ぶり3度目)や団(2年連続2度目)ニッポンの社長(4年連続4度目)に加え、初出場のゼンモンキー、カゲヤマ、ファイヤーサンダー、隣人、サルゴリラの10組が出場。初出場が5組とフレッシュな大会となった。

 ファーストステージは序盤5組が6点差以内にひしめく大激戦になった。1番手のカゲヤマが、取引先への大事な資料をなくしてしまった企業の社員(タバやん。)が上司(益田康平)と謝罪に行くが、上司のエグすぎる謝罪方法に部下が大混乱する、インパクト抜群のネタを披露。益田が途中で全裸になる、生放送でのヒヤヒヤのネタに、スタジオは悲鳴に包まれた。不利と言われる1番手ながら、469点の高得点を獲得してリードを奪った。

 しばらくは混戦状態が続いたが、9番手のサルゴリラがいかがわしいマジシャン(児玉智洋)とマジック特番のディレクター(赤羽健壱)とのバカバカしいやりとりのネタで482点を獲得し、トップに。ファイナルステージはファーストステージの得点が加算されるため、優位に立った。3番手にバイオレンスな青春群像劇を笑いにした、ニッポンの社長が468点で粘り込んだ。

 大会は過去最多の3036組がエントリー。決勝では10組が5分の持ち時間でコントを披露し、審査員5人による採点合計の上位3組がファイナルステージへ。3組が再び5分のコントを披露し、ファーストステージとの合計得点で優勝を争う。

 ◇キングオブコント コント芸日本一を決める賞レース。今年は2011年の2036組を上回る、史上最多の3036組が予選にエントリーし、過去最大規模の大会になった。2008年に第1回が行われ、バッファロー吾郎が優勝。ほか東京03(09年)ロバート(11年)バイきんぐ(12年)シソンヌ(14年)かまいたち(17年)空気階段(21年)など人気ユニットが栄冠を手にしている。決勝大会の審査員はダウンタウン松本人志、東京03飯塚悟志、バイきんぐ小峠英二、ロバート秋山竜次、かまいたち山内健司。司会はダウンタウン浜田雅功。優勝賞金は1000万円。
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