加藤浩次が思う「センスが良い人」とは?「自分の生き方を見つけてて…」あの名女優の名も

2023年10月22日 14:48

芸能

加藤浩次が思う「センスが良い人」とは?「自分の生き方を見つけてて…」あの名女優の名も
極楽とんぼの加藤浩次 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(54)が、21日放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!~土曜日です~」(土曜深夜0・00)に出演。「センスが良い人」の定義について持論を語った。
 番組ではリスナーから寄せられた「センスを感じる人とは?」という質問から「センス」についてトークを繰り広げた。

 まず、スピードワゴンの小沢一敬が「“センスが良い”って言葉あるじゃない?俺がセンス良いって思う人と(共演する河合)郁人がセンスが良いって思う人は違うわけじゃない」と意見。「特にお笑いの世界だと“あの芸人センスいいよね”って言葉すごくあるけど、全員違うじゃん」と語った。

 だからこそ「センス」とは「あのセンスが自分のセンスに合うかだと思う」ときっぱり。「“センスが良い”って言葉を普通に言ってる奴は、俺のセンスからすると、めちゃくちゃセンスないって思っちゃう」とした。
 
 続けて「“センスが良い”なんて言葉はない。“自分のセンスに合う”だと思う。お笑いの面白いは皆、違うのに“あの芸人センスいいよね”“センスないよね”って言ってるの見ると、まじで意味分からない」と熱く語った。

 これに加藤浩次も「ぐうの音も出ない。おっしゃるとおり」と共感。「センスって人によって違うし、不思議なものでセンスの良い人が“あの人センス良い”って言ったら、皆がセンスいいって思ってしまう。多分そこに乗っかってる自分に対する安心感だと思う」とした。

 具体例として「例えば、“自分はこの映画面白くなかった。僕はよく分からなかった。好きじゃない”ってはっきり言えば良いのに、世の中の皆が“面白いね”って言ったら、“面白かったよねー”ってなっちゃうわけ。これがセンスって言葉をつくってる根源だと思う」と指摘。その上で「センスが良い生き方ってのは、僕が思うに自分の生き方を見つけてて人に左右されないってのが一番センスが良いって思う」と持論を語った。

 加藤は「やっぱり人の目って皆、気になっちゃうから、人の目を気にしてると、僕はセンスが良いって全然思わないの」と断言。「人に迎合したり、流行ってるからとか、ここを追い求めてる人はセンス良いと思わない」と言い切った。

 そして「ファッションも高いもの付けてなくても古着でも何でも良い。樹木希林さんとか、服を自分でリメイクして着てる。それは自分が良いと思って着てて、他の人になんと思われても良いんだって。ここが一番のセンス」とした。

 だからこそ、センスとは「結果、貫いてるものだと僕は思ってる」とし「車を流行のやつをばんばん乗り変えてる人ってセンスいいの?自分の好きな車を10年、何十年乗ってる人の方がセンスいいって思っちゃう。古い車をただただ欲しいから買って、ちょっと乗って売ってしまう。いいのよ。自分がやりたいようにやればいいけど、センスって意味になるとクエスチョンマークが出てくる気がするよね」と言及した。

 芸能人でセンスが良い人を尋ねられると、加藤は改めて「樹木希林さんだな。格好良かった。生き方ってのが、すごい。そういう生き方したいなって」とした。
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