テレビ朝日「研修テレビ」(木曜深夜2・30)は12日にスタートした同局若手アナウンサーと若手芸人4組がともにバラエティーを研修していく番組だ。誕生のきっかけには、演出の舟橋政宏氏(38)が同じく演出を務める「激レアさんを連れてきた。」(月曜後11・15)の進行役・弘中綾香アナ(32)の産休があった。
「激レアさん…」の30日放送回から他のアナウンサーを毎回呼ぼうとしていた舟橋氏だが、一つの壁にぶつかった。「あまり接点がなく、どういう人か分からない若手アナが多い」。そこで、一人一人と会って話す時間を設け「こんなに個性がある人たちなんだ」と発見していった。同時に、これまで人柄が分からずに特番などに若いアナウンサーを起用できなかった状況もかんがみて「世間にも、社内の人にも“このアナウンサーはこういう人だよ”って分かるような番組を作れたらと思いました」と番組の誕生秘話を明かした。
企画書の段階で、アナウンサーに掛け合わせる存在として舟橋氏は真っ先に芸人4組の名前を書いたという。それがママタルト、ひつじねいり、令和ロマン、春とヒコーキだった。