ばんばひろふみ　もんたよしのりさん訃報に悲痛「あまりの急な出来事…大きなショック」

　歌手・ばんばひろふみ（73）が23日、自身のFacebookを更新し、今月18日に大動脈解離のため72歳で亡くなったシンガー・ソングライター、もんたよしのりさんを追悼した。 　ばんばは「また親しい友が逝った」と、もんたさんとの写真を添えて胸中を吐露。「18日に神戸新聞から谷村新司氏についての電話取材を受ける予定だったが、関西在住大物ミュージシャンの訃報の情報が入り急遽キャンセルになった。誰だろうと思っていたらもんたよしのり氏だった」と訃報を受けたときの心境を振り返り、「あまりの急な出来事に大きなショック受けている」と現状を明かした。

　「彼は何度もラジオ関西の『ばんばひろふみラジオdeショー』にゲストに来てくれたり　以前京都でやっていた『京の旅人コンサート』最終回に出演してくれた」と共演の思い出を回顧し、「彼の表裏ない真っ直ぐな人間性が大好きだった」ともんたさんの人柄を思慕。「彼の冥福を祈るとともに御家族　親戚の皆様に哀悼の意を表します」と結んだ。

　もんたさんは1971年にソロ歌手としてデビューしたがヒットに恵まれず、80年に5人組バンド「もんた＆ブラザーズ」として再デビュー。ハスキーボイスが印象的な1枚目のシングル「ダンシング・オールナイト」がオリコン10週連続1位、累計200万枚の大ヒットを記録した。同年の日本レコード大賞で金賞を受賞、NHK紅白歌合戦にも出場。83年には作詞作曲を手掛け、故西城秀樹さんに提供した「ギャランドゥ」がヒット。84年のバンド解散後はソロ歌手、俳優としても活動した。今月22日、公式ブログで訃報が伝えられ、芸能界から惜しむ声が上がった。