BOROが語るもんたよしのりさん　実は“努力の人”「BORO、発声練習は大事や！全然違うで」

　シンガー・ソングライターのBORO（69）が23日、スポニチにコメントを寄せ、18日に72歳で亡くなった同業のもんたよしのりさんを追悼した。 　兵庫県に育ち、関西を拠点に活躍を続けたミュージシャン同士。関係者によると、BOROが闘病の連続となる2000年代初頭まではよく共演もした。「もんたさんのあまりに突然の訃報に驚いています」とショックを隠せず、「同じ時代に関西に育ち、個性の全く違うシンガーソングライター同士、遠慮なく意見を言う兄貴みたいな存在でした」と振り返った。

　2人とも楽曲のヒットとともに全国区となったが、同時期に関西に戻り、ステージでもよく共演した。「BORO！発声練習は大事や！全然違うで～！」と言われたという。「その努力が、あの魅力的な声と声量を維持していたのは間違いないです」と、陰の鍛錬を明かした。

　「全然違う感性だから、無意識に刺激し合っていたように思います。もっと歳を重ねて、お互いの個性が際立つステージを一緒にやりたかった…」と惜しみ、「また、次の生でも何処かで会えるような気がします。御冥福をお祈りします」と締めくくった。

　BOROはこの日、自身のXでも追悼投稿。1993年4月に撮影したもんたさんとのツーショットとともに、「何処かで会えるね、そしてまた音楽やろう！」とつづった。