もんたよしのりさん「俺たちの世代はまだまだやりたい事あってパワー秘めてるんや」最後の打ち合わせで力説

　18日に72歳で亡くなったシンガー・ソングライターもんたよしのりさんが月1回、出演していたFM COCOLOの番組「MARK’E MUSIC MODE」。23日の放送では、もんたさんが担当ディレクターと行った最後の打ち合わせの言葉が紹介された。 　もんたさんの最終出演は9月13日。今月の出演についてはディレクターと内容を相談していたものの、かなわなかった。10月出演に向けた打ち合わせでもんたさんが話したことを、番組ディレクターの証言として、もんたさんの親友であるDJ・マーキーが紹介した。

　もんたさんは「マーキーの番組は本当にすごいで。自分らは毎日やってるから気づいてないかもしれないけど、すごいパワーやねん」とディレクターに説いたという。「俺たちの世代はまだまだやりたい事があって、パワーを秘めてるんや」と語り、「マーキーはそんな世代を導いてくれてる。俺も、そういう俺らの世代のパワーをまとめたいねん。今度は俺がかっこいいと思う曲を番組で紹介するわ」と言ったという。

　マーキーは「もんたが番組を大好きだったっていうのはうれしいです」と語った。もんたさんの思いを受け、10月はもんたさんが選んだ曲をリスナーに紹介する予定だった。もんたさんはマーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」、コールドプレイ「アドベンチャー・オブ・ア・ライフタイム」の2曲を挙げていたという。

　「マーヴィン・ゲイは何となく、もんたのイメージで想像できるけど、コールドプレイをどういう理由で選曲したのか。もう聞けないっていうのがちょっと残念」とマーキーは話していた。