本宮泰風 主演映画「氷室蓮司」漫画化 「未知の領域に足を踏み入れることに」
2023年10月24日 05:00
芸能
映画は人気仁侠シリーズ「日本統一」10周年記念作品第1弾。主人公・氷室蓮司の「父親」の側面にスポットをあてた物語で、既に台湾でロケを敢行。漫画はシリーズ10周年記念作品第2弾となる。
シリーズの総合プロデュースも務める本宮は「数年前から構想はあったものの『知らない世界のこと』となかなか手を出せずにいました。そのような中、常石爾来也という男に出会ったのです」と経緯を説明。「日本統一は、難関にぶつかると新しい仲間ができ、それを打破してきました。そして今回も漫画化という高い壁を、常石先生の力を借りて乗り越えることができました」と話した。
辻監督は「これまでコミック原作の実写化は何本も経験してきたが、その逆はめったにない。楽しみだ」と期待。
エグゼクティブプロデューサーの鈴木祐介氏は「映画では描ききれない細部まで描いていただき、より作品に奥行きが出たと感じています。作中で描かれている氷室蓮司はもちろんですが、田村悠人や他のキャラクターにも注目していただければ」と語った。
常石氏は「元々、Vシネマが大好きで、日本統一に関しては第1話のジャケットを見た瞬間にビビっと来てビデオ店で借りてきて見ていたくらいなので、お話を頂いた時は信じられないくらいうれしかったです」と感無量の様子。「実は以前ヤングチャンピオンに掲載された僕のデビュー読み切りに、本宮泰風さんをモデルにしたキャラクターを勝手に出演させていたことがありました。あこがれの本宮さんに初めてお会いし、その事をお許し頂いた時の高揚感は今でも忘れません。それ以来、自分勝手ですが、自分は山崎一門の常石爾來也だと思ってこの作品に取り組んでいます」と話した。
本宮は「日本統一の世界を繊細で力強い画力で見事に表現していただきました」と喜んでいる。