南野陽子　「ザ・ベストテン」秘話　カメラの向こうで羽交い締めの黒柳徹子に感動のワケ「自分が変われた」

　女優の南野陽子（56）が、25日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」（後7・00）にVTR出演し、TBS系音楽番組「ザ・ベストテン」にまつわる黒柳徹子（90）とのエピソードを明かした。 　アイドル歌手として同番組にたびたび出演していた南野。ある時、歌唱中に歌詞を忘れるハプニングに見舞われたという。困った南野の目に入ってきたのが、司会の黒柳の姿。カメラの向こうで、スタッフ2人に羽交い締めにされていたという。

　「あんまりキョロキョロもできないですし、気配で感じながら余計に緊張というか、うわあって。私、どうしよう。どうしたらいいの？と思うと、間奏以降もつらくなって歌えなくなってしまったんですけど…」

　黒柳は、歌詞が飛んでしまった南野を助けようと、スタッフから台本を奪い、「そこに歌詞が書いてあるわよ」と歌詞を見せようとしたという。

　歌手のことを一番に思う黒柳の行動に、南野は感動。「困っている人がいたら、何とかしてあげたいという気持ちは、ちゃんと止めないで出した方がいいんだな。思った時はやるべきだというのをそこで学べたというか、徹子さんが見せてくれた。そこで自分が変われた。本当に感動した」と、黒柳に感謝していた。