黒柳徹子 芸能界入りのきっかけのほほ笑ましい理由「NHKに行ったら教えてくれるだろうと思って受けた」

2023年10月25日 21:34

芸能

黒柳徹子 芸能界入りのきっかけのほほ笑ましい理由「NHKに行ったら教えてくれるだろうと思って受けた」
黒柳徹子 Photo By スポニチ
 女優の黒柳徹子(90)が、25日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」(後7・00)にゲスト出演し、芸能界入りの微笑ましいエピソードを明かした。
 今年は日本のテレビ放送が開始されて70年の節目。黒柳は1953年2月1日のNHK本放送開始からテレビで活躍し続ける、テレビ女優第1号でもあった。

 そのオーディションを受けるきっかけは、意外なものだった。「自分の子供が生まれたら、絵本を読んであげるお母さんになろうと思って、絵本の読み方を教えてくれるところを探していて。NHKに行ったら教えてくれるだろうと思って受けたんです」。52年にNHK専属女優の採用試験を受験。「6000人来たそうです」と、かなりの狭き門だったことを明かした。

 ところが、個性あふれる黒柳らしく、試験では問題行動を連発してしまったという。常識問題はスラスラ回答できたものの、これまで一切、芝居に触れてこなかったため、名作や話題作の知識がゼロだったという。女優になるオーディションにも関わらず、さすがにまずいと思った黒柳は、あろうことか隣の人に「これ、教えていただけませんか?」と質問してしまったという。

 黒柳は両親には内緒で試験を受けたという。父は、日本を代表する名バイオリニストだった黒柳守綱さん。最終面接で「相談したら応援してくれるんじゃない?」と問われると、黒柳は「いいえ、父は“女優なんて、そんなみっともないことはするな”と言いますよ、きっと」とKYな発言をしてしまい、場を凍り付かせてしまったという。

 そんな中、採用担当の中に黒柳の個性を熱心に推す声があり、黒柳は6000人の中からわずか13人という採用枠に滑り込んだ。

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