二宮和也“独立してもメンバー”が明白に 来年デビュー25周年、活動再開はメド立たず…

2023年10月26日 05:05

芸能

二宮和也“独立してもメンバー”が明白に 来年デビュー25周年、活動再開はメド立たず…
「SMILE-UP.」の社屋 Photo By スポニチ
 嵐の二宮和也(40)が性加害問題に揺れるSMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)からの独立を電撃発表してから一夜明けた25日、驚きの声が広がった。事務所を離れた後も、活動休止中の嵐のメンバーにとどまることを表明。活動再開した時は「一緒にやっていく」と語るなど、異例ずくめの退所劇となった。
 注目が集まるのは残る嵐のメンバー4人の動向だ。嵐は2020年いっぱいで活動を休止。大野智(42)は芸能活動も休止している。翌21年に嵐のライブを映画化した作品のイベントで大野以外の4人で活動することはあったが、基本的にはソロで活動を続けてきた。

 今月2日に行われた旧ジャニーズ事務所の会見の前に、大野を含む5人がそろって事務所から新体制について説明を受けた。来年、嵐はデビュー25周年の記念イヤー。記念すべき年の活動再開が有力視されていたが、故ジャニー喜多川元社長の性加害問題で事務所を取り巻く環境は一変。テレビ局関係者は「新体制についての話し合いの中で25周年に向けての話し合いもしたようです。ただ、二宮さんが独立するということは、このタイミングでの復活は難しいという判断になったのではないでしょうか」とみている。

 5人にとって、嵐の存在は何ものにも代えがたく、事務所に所属する大きな理由となっていた。しかし今回の二宮の決断により、退所しても嵐のメンバーでいられることが明白となった。冠番組である日本テレビ「ニノさん」もそのまま続くこともあり、他のメンバーが二宮に追随してもおかしくない。

 今後、二宮の個人の仕事は個人事務所での対応となる。グループの仕事との調整も今まで以上に難しくなり、活動再開のハードルは高くなるとみられる。ただ、関係者は「メンバーは売れない時代から力を合わせて難局を乗り越えてきた。その固い絆で再び嵐としての姿を見せてくれるのではないでしょうか」と期待。再び5人でステージに立つ日が待ち望まれている。

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