「どうする家康」撮了 番組CP「重責」座長・松本潤に感謝 古沢脚本「連載漫画を待ちわびる少年のよう」

2023年10月27日 12:10

芸能

「どうする家康」撮了 番組CP「重責」座長・松本潤に感謝 古沢脚本「連載漫画を待ちわびる少年のよう」
大河ドラマ「どうする家康」がクランクアップ。主演の嵐・松本潤は約1年5カ月の長丁場を無事に完走(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)の全撮影が26日、東京・渋谷の同局で終了した。27日、同局から発表された。松本は昨年6月5日のクランクインから、約1年5カ月にわたった長丁場の撮影を無事に完走。最終回(第48話、15分拡大版)は12月17日に放送される。
 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 制作統括の磯智明チーフ・プロデューサー(CP)は同局を通じ「ついにクランクアップを迎えました。明日から、この熱い現場と会えなくなるのは、とても寂しいです。三河家臣団に負けないくらいの団結力を誇る出演者、スタッフの皆さんともお別れです。本当に本当にお疲れさまでした」と労いのコメント。

 「古沢良太さんの描く徳川家康は人間味にあふれ、大きな出会いと別れを繰り返し、成長を重ねていく物語に引き込まれました。連載漫画を待ちわびる少年のような気持ちで毎回、台本を受け取りました。この家康の生涯を演じ切った松本潤さん、大役を担っていただき、ありがとうございました」と感謝。「年を重ねる中で、白兎から狸へと変貌する家康。常に誠実に責任感を持って役に向き合う姿勢は、家康そのものでした。スタジオに向かう松本さんの背中に、天下泰平という重責を背負い続けた家康を重ねたこともありました」と座長ぶりを称えた。

 松本は11月10日、同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の「プレミアムトーク」に生出演。磯CPは「撮影を終えたばかりの松本さんが何を語るのか、ご覧いただけると幸いです」と呼び掛けた。
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