有働由美子 取材現場で後悔の若手アナにテク伝授「お前がレッドカーペット歩くのか?という格好で…」

2023年10月27日 16:37

芸能

有働由美子 取材現場で後悔の若手アナにテク伝授「お前がレッドカーペット歩くのか?という格好で…」
有働由美子アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー有働由美子(53)が27日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、自身が培った取材テクニックについて解説した。
 アシスタントの熊谷実帆アナが、現在開催中の東京国際映画祭のレッドカーペットを取材したと報告。しかし、多くのスターたちが練り歩く中、コメントを取れたのは前田敦子、ダイアモンド☆ユカイの2人だけだったという。

 「他のテレビとか大人数でいらっしゃるんですよ。しっかりしたカメラを用意して。私はたった1人で、小さなボイスレコーダーで、不審者みたいな感じで。それでも、答えてくれたお2人に感謝です」。そんな熊谷アナの報告に、有働は自身の経験談をもとにダメ出しした。

 以前、アカデミー賞のレッドカーペットを取材したことがあるという有働。「アメリカメディアが主じゃないですか?目立たないじゃない?日本のメディアって。言うても向こうへ行ったら」。普通の服装で行ったという熊谷アナに「ダメよ、それ」とダメ出し。「私は赤いワンピースとか、お前がレッドカーペット歩くのか?という格好でまず行き…」と驚かせた。

 声のかけ方にもひと工夫したという。「(他のメディアが)英語で“ヘイ!トム!”とか言うじゃない?(自分は)思い切り日本語で言うわけ。“トム~!こちら向いて、トム~!”って。そうすると、“あ、なんか違う”って」。あえて日本語風で話しかけることで、並み居るメディアを押しのけたことを振り返った。

 熊谷アナが新垣結衣からコメントを取れなかったと明かすと、有働は「ヘイ、ユイ・アラガキ!ヘイ!ヒア、ヒア!カモン!ヒア!ヒア!」と、声のかけ方を伝授。「もっと浮きません?」と驚く熊谷アナに、有働は「でも(コメントは)取れるよ?自分が浮くとか、まだ違う。間違っている。自分なんかどうでもいいの。音が取れれば、それで放送は勝ちだから」と説いていた。熊谷アナも「来年やります、これ。心残りのレッドカーペットだったので」と反省しつつ、有働のアドバイスに感謝していた。
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