伊集院静氏 公表した「肝内胆管がん」とは…自覚症状がほとんどない 効果高い治療法は手術 3年前は…
2023年10月27日 17:44
芸能
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日本肝胆膵外科学会のホームページによると、肝臓で作られた胆汁を肝臓から十二指腸まで運ぶ胆管のうち、肝臓内に位置する胆管に発生。肝臓から発生する「原発性肝がん」の一つで、肝細胞がんに続いて2番目に多く、約4%という。頻度は低い腫瘍だが、近年増加傾向にあるとされる。
自覚症状はほとんどなく、症状が出てきたときは進行していることが多いとされている。原因は肝内結石症、肝炎ウイルス感染との関連も指摘されているが、基本的には正常な肝臓に発生するという。
定期健診で肝内胆管の拡張、肝機能の異常が見受けられた場合、精密検査を受けることが大事となる。最も効果の高い治療法は手術とされる。
伊集院さんは20年1月、くも膜下出血で倒れ、緊急搬送されていたが、手術などの治療を受けて復帰していた。
週刊誌に持っている連載の中で、「週刊文春」の「悩むが花」は今月12日発売の10月19日号で最終回を迎えていた。
◇伊集院 静(いじゅういん・しずか)本名西山忠来(にしやま・ただき)。立教大文学部卒業後、広告代理店勤務を経てフリーのディレクターに。松任谷由実、松田聖子らのコンサート演出を手掛けたほか、伊達歩の名義で作詞家として近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」をヒットさせるなど活躍。1984年に結婚した夏目雅子さんを、翌85年9月に急性白血病のため27歳で亡くした後、作家活動に専念。直木賞受賞直後の92年8月に「篠ひろ子」として活躍した元女優の博子さんと結婚。会見で「もう女たらしと言われないよう静かになりたい」と語って話題になった。