タモリ 大谷に打たれた投手に関心「どこ投げたって打たれるわけでしょう?祈るだけだよね」

2023年10月27日 21:17

芸能

タモリ 大谷に打たれた投手に関心「どこ投げたって打たれるわけでしょう?祈るだけだよね」
タモリ Photo By スポニチ
 タレントのタモリ(78)が、27日放送のテレビ朝日系「タモリステーション」(後8・00)に出演し、大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手(29)の今季を振り返る中で気になったポイントを指摘した。
 番組は「祝!大谷翔平ホームラン王SP」と題し、今季44本塁打で日本人メジャー初の本塁打王に輝いた大谷の足跡を、VTRや関係者の証言をまじえ解説。大谷に打たれた投手の“敗戦の弁”もあった。

 大谷を攻略しようと、データを駆使したチームもあった。5月18日のオリオールズ戦では、マッキャン投手が大谷の外角高めを攻めた。大谷が過去2年、外角高めの球を本塁打にしていないことからの作戦だった。「すべての打者には穴があるので、そこを狙う。大谷は外角高めが穴だと分かっていたから、そこを狙った」(マッキャン)。しかし、大谷はそんなデータも見事に覆し、右越えの一発に。マッキャンは「彼には通用しなかったよ」と頭をかいた。

 同じく、6月17日に大谷と対戦し、同じ外角高めを攻めながら、本塁打されたロイヤルズのペレス捕手は「打たれた瞬間に間違ったと思った。どこでも打てるようになった彼に、そんな分析は通用しなかった」と振り返った。

 同23日のロッキーズ戦で大谷は、左投手のフリーランドと対戦。膝元に落ちてくる、ボール球の難しい球をスタンドへ運んでいる。打たれた瞬間、フリーランドは手を広げて、信じられないようなリアクションを撮った。「あのボールは当たってもゴロかファウルになると思った」と狙い通りの投球だったが、「そのボールを打たれて、不本意な結果になった。あのリアクション通り、感心するしかなかった。どうやって打ったの?って」と首を振った。

 常識を超えた大谷の打撃に、脱帽するしかなかったメジャー投手陣。タモリはその言葉の数々が印象的だったようで、「打たれた側のコメントがおもしろいね。どこ投げたって打たれるわけでしょう?祈るだけだよね。投げた後は祈るだけだもんね」と笑っていた。

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