将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は27日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの2局を行い、永瀬拓矢九段(31)は豊島将之九段(33)を下して無傷の3連勝を飾った。豊島は2勝2敗。また近藤誠也七段(27)は佐々木勇気八段(29)に勝って2勝1敗。リーグ初参戦の佐々木は1勝3敗と苦しい星取りとなった。
同リーグは前期成績上位4人のシード組と、予選を勝ち上がった3人の計7人による総当たり戦。11月22日の一斉対局で終了する。リーグの優勝者は来年1月開幕予定の7番勝負で藤井聡太王将(21)=8冠=と対戦する。