和田アキ子 島田紳助さんとの音楽番組司会秘話「あたしが責任取るって」 今年も「連絡あって」と明かす

2023年10月28日 15:48

芸能

和田アキ子 島田紳助さんとの音楽番組司会秘話「あたしが責任取るって」 今年も「連絡あって」と明かす
和田アキ子 Photo By スポニチ
 歌手の和田アキ子(73)が28日放送のパーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に出演。元タレントの島田紳助さん(67)との思い出を語った。
 この日番組では和田の芸能生活55年と56年目突入を記念し、和田のこれまでの歩みを振り返るスペシャル企画を実施。1987年には日本テレビ系の音楽番組「歌のトップテン」で島田さんと司会を務めたと紹介した。

 当時はアイドルグループ「光GENJI」が人気で、「いやあ凄かった。建物が揺れる、あの当時よく言ってたのはその後にSMAPとかいろいろ出て来たんですけど問題にならないって言った。紳助くんか、紳助が隣にいるのに腹話術みたいに聞こえないの。“キャー”、“ワー”って言うのが。いや凄い人気でしたね」と振り返った。

 さらに「いやあの時に、紳助と仕事できて本当に良かった」と語り、「言ったっけ、この番組で。紳助くんから連絡あって」と今年になって島田さんから連絡があったことを告白。「“久しぶりやなあ”って言うて、“アッコさんは恩人です”って言うけどあたし泣いちゃって、紳助と久しぶりに話して」とも話し、ビデオ通話であったたため「もう今は筋骨隆々で、“芸能界に戻る気持ちは全然ありません、楽しくやってます”とか言ってたんだけど」と打ち明けた。

 それでも共演当時については「もう本当に、すぐふてくされてさ」と和田。島田さんは「やってられませんわ、こんなん、ガキの歌」「アッコさん、なんで自分より後輩の歌あんなにちゃんと司会できるんですか」などと話していたとし、和田は「それはお前仕事としてやらなあかんよ」となだめていたとした。

 島田さんの司会は和田の強い推薦があったと言い、当初は和田自身も「どういうワケか歌手の司会をするっていうことにちょっと引け目を感じて、現役なのに歌手の司会するってちょっと…って、紅白とかはまた違うからさ、“嫌だ”って言って」いたという。

 「その時もう水前寺清子さんとか(榊原)郁恵とか皆さんやられて凄い人気のある番組で。その時凄い漫才ブームで、島田紳助っていうのが物凄く面白かったの。えらい早口で、やんちゃなリーゼントの感じで。“彼とやるんならやります”って言ったら、1回話がなくなったんですよ」と回顧した。

 それでも再びオファーが届き、「もう1回“お願いします”って来た時に、紳助もやる気がなくて“そんなん無理です”って言ってたらしいんだけど、“あたしが責任取る”って言って」と島田さんを和田が説得する形で共演が実現したとした。

 「楽屋も別々にしないで紳助と同じ楽屋にしてもらって。あいつはパンツ一丁でうろうろするけど、あたしは小さいカーテンのとこで着替えて、あいつは寝っ転がってって結構やんちゃでしたからね」とも語ると、「でもいい思い出ですね」としみじみと話した。
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