和田アキ子　「NEWS23」での“泥酔事件”回顧　筑紫哲也さんに「来てよ～」と絡み「企画なくなった」

　歌手の和田アキ子（73）が28日放送の、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に出演。かつての泥酔事件について語った。 　この日番組では和田の芸能生活55年と56年目突入を記念し、和田のこれまでの歩みを振り返るスペシャル企画を実施。1989年には当時TBSで放送されていた報道番組「筑紫哲也　NEWS23」に出演したが、そこで“泥酔事件”を起こしたと紹介された。

　同番組の「筑紫哲也の真夜中トーク」というゲストとのトークコーナーに出演したという和田は「もうね、（夜の）11時半前後なんですよ、確か。その時、なんかの仕事してて、写真家の立木義浩さんの弟さんとかその方たちと夕方5時ぐらいから飲んでたんです」と撮影現場がクラブだったため、酒を飲んで待っていたと回顧した。

　そうして出演前には「生放送ですからね、“早して～、もう酔ってるからダメだよ～”とか言いながら。みんなまた面白がって“酔って出てもいいじゃん、アッコちゃん”とかカメラマンの人とかね」と話し、「全然覚えてないんです。本番って」と明かした。

　アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正が当時の資料写真を和田に見せると、和田は「可愛い」と話したが、垣花は「ヤバいですよ。目がヤバい。これは相当キテる時です」と相当酔っているとコメント。

　和田は本番では「哲ちゃん、遅いんだよ～」などと大暴れ。キャスターの筑紫さんから「アッコちゃん、それは生放送でニュース読んでるから…」などと返されても、「い～のよそんなのは、早く来てよ！」と返答。「だって今から来ないでどうすんのよ、来てよ！」「ダメだから」などという筑紫さんとの会話が全て放送されたとぶっちゃけた。

　「それであたし、2、3回目かなんかのゲストだったんですよ。そしたら、その企画なくなったんです」「編成とかみんなが見てて“あれはない”と」と和田。垣花が「爪痕を残すと言えば爪痕を残すと言うか。伝説が違いますね、規模が。NEWS23のコーナーを1回か2回で終わらせるって」と驚いた様子で話すと、和田は「本当にねえ」と苦笑した。

　だが08年に他界した筑紫さんとは仲が良かったと言われると、「そう。よく飲んでたんで」と懐かしそうに話した。