和田アキ子　美空ひばりさんとの思い出を明かす　2人で飲んだことも「焼酎の水割りとか作ってくださった」

　歌手の和田アキ子（73）が28日放送のパーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に出演。歌手・美空ひばりさん（1989年死去、享年52）との思い出を明かした。 　この日番組では和田の芸能生活55年と56年目突入を記念し、和田のこれまでの歩みを振り返るスペシャル企画を実施。1989年の出来事として、和田を大変可愛がっていた美空ひばりさんが52歳の若さで他界したと紹介した。

　和田は「ひばりさんは52歳でお亡くなりになったんですか。もうずーっとあたしがそれこそ小さい頃からスターでしたから、もっと年上だと思ってました」と語った。

　ひばりさんと和田は多くの番組で共演したが、和田がかつて司会を務めていたトーク番組「アッコのおかしな仲間」（日本テレビ系）にもひばりさんは1988年に出演。「ひばりさんもね明るく話してくださって、なんか意外でしたね」と振り返った。

　番組で和田はひばりさんの自宅に泊まりに行ったとし、当時まだ幼かったひばりさんの息子の加藤和也さんが和田の靴の大きさに驚き、「ママ見て！」と靴をひばりさんに見せる一幕も。「でひばりさんがちょこっと見たら、その中にひばりさんの靴があったの。“あら、シューズケースね”って」と話して笑わせた。

　さらに和田はその時にひばりさんのコンサートのビデオを見て、号泣してしまったという。ひばりさんは「子供のようにオンオン泣くのよ」と話したとし、和田は「とっても失礼かも分かんないけど、お上手ですよね。なんとも言えない味があるっていうか。やっぱり違うんですね」としみじみと話した。

　また「でも一緒に飲んだ時、お酒は飲まれてたんで、ちゃんちゃんこみたいなのを着てらしてね。焼酎の水割りとか作ってくださったりして。優しかったですよ。2人だけで飲んだんですけど」とも回顧した。ひばりさんも「アッコちゃんは何度もうちに遊びに来てくれてるんだけど」とも語っていたとした。