ワンピースに楽曲「私は最強」提供の大森「何年も何十年も皆さんの心に残る作品」

　ファンの声に応え、10月20日から1カ月限定で始まったアニメーション映画「ONE　PIECE　FILM　RED」のアンコール上映記念舞台あいさつが28日、東京・江東区のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。 　全国338の劇場を結んでライブビューイングの形で行われたイベントには声優陣からルフィ役の田中真弓、ゾロ役の中井和哉、ウタ役の名塚佳織が参加。加えて楽曲「私は最強」を提供したMrs.　GREEN　APPLE（以下ミセス）の大森元貴（27）、藤澤涼架（りょうか、30）、若井滉斗（ひろと、27）も駆けつけ、ファンを小躍りさせた。

　メンバー全員が「ワンピース好き」というミセスのボーカル大森は「2年ほど（活動を）休止しましたが、その期間、鍛錬のために“ワンピース”を読み直しました。読み進めているうちに今回のお話（オファー）が来たんです。ワンピースは僕たちにとってバイブルです」と強調。さらに「映画を何回も何回も見て、“私は最強”を聞いてください。何年も何十年も皆さんの心に残る作品と思いますので、ずっとずっと楽しんでください」とアピールした。

　原作の尾田栄一郎氏（48）が総合プロデュースした作品は2022年8月6日に封切られ、23年1月29日に終映。177日間で国内興収197億円、動員1427万人を記録し、22年公開作品のナンバー1ヒット作になった。アンコール上映も初日から3日間で動員12万人、興行収入1億6000万円を記録し、週末興行ランキングで1位を獲得。根強い人気を示した。