山崎まさよし騒動で激論　三輪氏「内容の保証までしてない」　福田充徳「“弾き語り”といってる限りは」

　弁護士の三輪記子氏らが29日放送の読売テレビ「あさパラS」で、シンガー・ソングライター山崎まさよし（51）のコンサートでの騒動について持論を展開した。 　21日に行われた山崎のライブツアー「ONE KNIGHT STAND TOUR 2023」茨城県水戸公演について、所属事務所は「当初予定していた内容と異なる公演」になったとして謝罪し、希望者にチケットの払い戻しを行うと発表した。参加者のSNS投稿などによると、山崎が「歌うよりしゃべりたい」などと言って通常より大幅に曲数を減らし、泣き出したり帰る観客も出るなど大荒れのライブとなった。

　これに、タレント・村重杏奈は、HKT48時代にライブでやる気が出ないことは「正直ありました」と吐露。「10年やってたので、“今日はちょっとなあ…”って日ももちろんありました。でも、ファンの方が来てくださってますし、お金も払ってもらってる。夢を売る職業だったので、そんなの通用しない。だからしっかり歌って踊りました」と振り返った。

　チケットの払い戻しに至ったことに、三輪氏は「これは凄い難しい（判断）」と語った。チケット売買について、「“ライブをします・ライブに来ます”で契約が成立してる。ライブの中身まで契約内容になっていたと言えるか。内容の保証までしてないから、払い戻しするのか…と正直思った。しなくてもよかったのかなと私は思いました」と法律家の目線で意見した。

　ただ、“ONE KNIGHT STAND”といえば、たった1人で演奏し歌う山崎の真骨頂とも言える名物ライブシリーズ。チュートリアルの福田充徳は「弾き語りライブとうたってる限り、歌わなあかんのちゃいます？」と指摘し、三輪氏も「なるほど…」とうなずいていた。