久保九段「“高槻流”ですね」高槻将棋まつりのペアマッチを解説し命名 1万2000人超が来場
2023年10月29日 17:57
芸能
「戦型は腰掛け銀四間飛車でしょうか。“高槻流”ですね」。新戦法とも呼べそうな、あまり見かけない陣形を久保が即興で命名した。
ところが本来王側の右銀が攻めへ加わったため、囲いは金桂のみ。金銀4枚の中村・加藤陣との堅さ比べでは分が悪く、76手で投了と“高槻流”は不発に終わった。
ゆかりの棋士によるトークショー「高槻自慢」には浦野真彦八段(59)らが出演した。同市出身で教育委員会委員も務める浦野は「どんな飲食店が出前をしたいと名乗りを上げてくれるか楽しみ」と期待。移転後、棋士の昼夕食の勝負めしがどんなラインナップになるのか、藤井聡太王将(21)=名人、竜王、王位、叡王、王座、棋王、棋聖含む8冠=の新本拠地ともなるだけに、注目を集めそうだ。
また、連盟常務理事を歴任した東和男八段(68)は「指さなくても楽しめる。タイトル戦(の大盤解説会など)だけでなくイベントにも足を運んでもらえたら」と新本拠地のファンへ訴えた。