東出昌大　筋金入りのジャンキー役で「芝居は不健全」　舞台「ハイ・ライフ」の公開稽古

　俳優の東出昌大（35）が出演する舞台「ハイ・ライフ」の公開稽古が30日、神奈川県某所で行われた。 　違法薬物に手を染めた筋金入りのジャンキー4人が、一攫千金を狙って銀行強盗を企てる物語。東出は「テレビでは流せないような放送禁止用語がたくさん飛び交う舞台。芝居は不健全ですが、疾走感のあるストーリーを楽しんでもらえたら」とアピールした。

　ともに出演する小日向星一（28）は、俳優小日向文世（69）の息子。東出と父・文世は人気シリーズ「コンフィデンスマンJP」などで共演しており、東出は「星一くんと一緒に出られるのは嬉しい」と笑顔。星一は「今回、父は絶対見に行く！と言ってます」と話していた。

　東出は昨年1月末に所属事務所を退社し独立。現在は北関東の山で暮らしながら、自身でマネジメントを行っている。「今でもたまってる仕事はあるけど、舞台でいっぱいいっぱい。そんな時に他の台本って読めなかったりするんですよね」と、現在の仕事ぶりを語った。

　そのほか、尾上寛之（38）、阿部亮平（43）が出演。11月23日から長野・まつもと市民芸術館　実験劇場、12月1日から東京・吉祥寺シアターで上演される。