武井壮「SASUKE」の五輪競技採用に「もうちょっとあったんじゃないかな」

2023年10月30日 21:46

芸能

武井壮「SASUKE」の五輪競技採用に「もうちょっとあったんじゃないかな」
武井壮 Photo By スポニチ
 タレントの武井壮(50)が30日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演し、2028年ロサンゼルス五輪で、1997年から放送を続けるTBSの大型特番「SASUKE」を基に考案された障害物レースを新たに加えた近代五種が実施競技として採用されたことについて言及した。
 スポーツ万能の「百獣の王」として知られる武井は、大学から始めた陸上で、競技歴わずか2年半で十種競技の日本チャンピオンになったスポーツマン。SASUKEにも「1回出たことがあります。楽しい競技だと思います」と言いながらも「いいとは思うんですけど、競技特性が変わっちゃっているんで…」と語った。

 近代五種は水泳、フェンシング、馬術、レーザーラン(射撃とランニング)の5種目で争う競技。このうち馬術については、国によって競技環境整備の問題や安全面が課題となっており、国際近代五種連合(UIPM)は2028年のロサンゼルス大会までに、馬術に代わる別の種目に変更することを検討。今回、「SASUKE」の海外版である「Ninja Warrior」を基に考案された障害物レースが、馬術に代わる新しい種目として採用されることが決定したもの。

 武井は「馬術っていう、本当に体力ではなくて、技術を純粋に競う競技が一つ入っていたのが、僕はすごい魅力だなと思っていた」とし「もうちょっとフィジカル種目じゃなくて、技術性の高い種目が入るのかなと思っていたら、もう一個フィジカル系が来ちゃったから、もともと近大五種で頑張って、馬術とか射撃とかの技術系競技を磨いていた人たちからすると勢力図が変わっちゃうから『いやあ勘弁してほしいな』と思っている人がすごく多いんだろうし。特に馬術出身でフィジカルを磨いて上に上がってきた人に取っては、一番得意なのを消されちゃう訳で。そういう意味でいうと、もうちょっとあったんじゃないかなあと」と思いを明かし「むしろ、武井壮寄りになった」と苦笑していた。
【楽天】オススメアイテム