RIKACO　ジャニ新会社の福田氏社長就任に好感「日本の芸能界の風通し良くなる」

　モデルでタレントのRIKACO（57）が31日、読売テレビ「ミヤネ屋」に出演。SMILE―UP.の東山紀之社長（57）が新会社の社長就任を取りやめ、エージェント契約に詳しいコンサルティング会社「スピーディ」代表取締役社長の福田淳氏（58）が就任する方向となったことについて「日本の芸能界の風通しが良くなるのでは」と好感を示した。 　福田氏は「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」に約10年勤め、ハリウッド映画の現場に携わった。そのため米国のエージェント契約に精通。またソニーという土壌から音楽などの権利関係にも詳しいとされている。16年には女優のんと、日本で当時としては極めて珍しいハリウッド式のエージェント契約を結んだ。

　RIKACOは息子が米国で俳優活動をしており、海外の契約システムについて把握。「例えばハリウッドでは5％を弁護士に、10％をエージェント会社に支払うという決まりがある。そういうパーセンテージも日本でははっきりしていない」と現状を明かす。そんな日本の環境の中で手探りの新会社経営は極めて難しく「ヒガシくんはまず補償という山積みの問題をきちっと解決していかないといけない。これだけでも大変なこと」と、被害者救済に集中する選択を評価した。

　一方で福田氏の就任は「私はこの福田さんが新しいエージェント会社に関わってくださることによって、タレントさんたちの自立を促し、日本の芸能界がいい方向にいくんじゃないかと賛成です」と期待していた。