過去最高の盛況!大河&茶々・北川景子効果「家康行列」来場者6万人 昨年の5倍「どうする家康」4人参加
2023年11月02日 18:50
芸能
行列は午後1時半に伊賀八幡宮を出発。4人は午後2時40分に劇中の扮装姿で登場。杉野は「平八郎殿、懐かしの岡崎じゃ」、板垣は「我らの勇姿、とくとご覧あれ」、北川は「我らの姿をしかと目に焼きつけよ」と威厳たっぷりにあいさつ。山田が「殿がつくりし太平の世のため、岡崎市家康行列、出陣じゃ!」と合図し、市内の約750メートルを20分ほど練り歩いた。
第2子妊娠中の北川は花車上でイスに座り、3人は馬に乗って移動。見物客からは「茶々様~!」「景子ちゃん!」「きれい!」「かわいい!」「平八郎~!」「小平太~!」「直政~!」「カッコいい!」などの大歓声が鳴りやまず。熱狂と興奮に、4人も手を振って応えた。
お市の方と1人2役の北川は小道具の火縄銃を手に取り、徳川家康(松本潤)に銃口を向けた茶々の初登場シーンを再現(第36話、9月24日)。沿道からどよめきが起こった。最終決戦「大坂の陣」で家康の“宿敵”となるが“生・北川茶々”に、岡崎市民もハートを撃ち抜かれたようだ。
市によると、4人を見られる1万席の特別観覧エリア(沿道7000人、河川敷3000人)には、約6万人の応募があった。全国からの観覧希望の声を受け、この日は「NHK NEWS WEB」「NHKニュース・防災アプリ」でライブ配信も急きょ実施された。
「家康行列」は江戸時代、本多忠勝を祀る映世神社(現・龍城神社)の祭典として、岡崎藩武士が隊列を組み、戦法を鍛錬した儀式が起源といわれる。戦後、一時中断したものの、1959年(昭和34年)の岡崎城復元とともに再開された。