槙原寛己氏「引退を決意した」瞬間明かす　相手ファンが…メンタル崩壊した出来事「やられました」

　元巨人で野球評論家の槙原寛己氏（60）が3日放送のフジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）にゲスト出演。引退を決意した瞬間を明かした。 　5シーズンに渡ってコーチを務めていた巨人を今季限りで退団した元木大介氏とともに出演。ゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場した。元木氏はコーチ退任後、初の生出演となった。

　かつてヤクルトのファンクラブに入っていたという野球好きなMCの神田愛花から「他球団の4番が巨人に入っても活躍しないのなんで？って思ってるっぽい」と鋭い質問が。

　元木は「打った人も打たなかった人もいますけど…他の球団よりもマスコミ（がオーナーを務める）球団なんで。叩かれちゃうんですよ、活躍しないと。俺なんかした？っていうくらい落ち込んだり。周りからもそういう目で見られるし、新聞や雑誌見ても全部そう書かれてる。それでだめになっていく選手もいましたよね」と私見を述べた。

　かつて三本柱の一角として黄金期を支え、クローザーも務めて巨人一筋だった槙原氏は「ヤジられるうちはまだいいけど、向こうのファンが拍手しだすんですよ。クローザーで行って巨人ファンが喜ぶならまだしも…黙るくらいなら許せるんですけど、相手のファンが喜んだ時に引退を決意しました。メンタルやられました」と、登板の際に敵チームのファンから沸いた拍手がつらかったことを明かした。