ビキニフィットネス・安井友梨 30代ラストシーズンに懸ける思い 今年2月に下した大きな決断
2023年11月04日 10:00
芸能
ビキニフィットネスの競技人口は年々増加している。10年前は1900人だったが、今では5800人が連盟に選手登録している。その中で安井は絶対女王として競技人気をけん引してきた。人気の理由は美しさだけでなく、会社員との二刀流で偉業を成し遂げている点も尊敬されている。
安井は外資系銀行に勤務しており、仕事後にトレーニングを開始する。午後7時から始まり、練習時間は平均4時間。週末はほぼ1日トレーニングに費やし、休みは1日もなく「24時間365日ビキニフィットネスを考えない時間はない。10年間走り続けてきた」と人生を捧げて競技に打ち込んでいる。
トレーニングだけでなく、食生活にも人一倍のこだわりをみせる。脂身が少ない鹿肉を主に食し、サルサソースには20種類ほどの野菜が入っている。さらに油を使わない調味料を世界中から取り寄せ、マスタードでは自身専用のものを発注している。
今年2月、安井は大きな決断を下した。それは会社を退職し、30代ラストシーズンをビキニフィットネスに全てを捧げると決めた。目指すは前人未到の8連覇だ。だが、大会3週間前に順調な仕上がりを見せていた安井を悪夢が襲う。その悪夢とは一体…。そして8連覇の行方はいかに。