テレ朝「♯裸の少年」性加害問題受け22年の歴史に幕　終了の言葉なし　18日からジュニア出演新番組

　SMILE－UP.（旧ジャニーズ事務所）のジュニア（旧ジャニーズJr.）勢が主に出演するテレビ朝日系バラエティー番組「♯裸の少年」（土曜後4・00）が4日、放送最終回を迎え、22年にわたる歴史にピリオドを打った。 　同番組は2001年4月から放送されているバラエティー。09年にいったん放送を終了したが、18年に復活。グルメやDIY、クイズバトルなどリニューアルを繰り返しながら放送された。最近では「HiHi　Jets」「美　少年」ら人気のジュニア勢が出演していた。

　故ジャニー喜多川元社長による性加害問題が明るみになり、タイトルが性的なイメージを想起させるなどと指摘されていた。ジャニーズJr.の名称が変更されること受け、同局は10月の定例会見で、放送終了を発表。篠塚浩社長は「抜本的に見直して、新しい番組をスタートすることになりました」と説明していた。

　この日の放送では安嶋秀生、井上瑞稀、織山尚大、佐々木大光、當間琉巧、永岡蓮王の6人が、即興でのダンス振り付けなど、ダンスバトルを繰り広げた。最終回であることについて、番組内で特に触れることはなかった。

　18日からは後番組として地域密着＆駅特化型地図バラエティー「カクエキ！」がスタート。引き続きジュニア勢が出演する。「アンタッチャブル」柴田英嗣、久保田直子アナウンサーも「♯裸の少年」から引き続き出演する。